育毛剤は、朝よりも夜つけるのがおすすめ

「いつ育毛剤を使えば最も出るのか?」というのは、重要なポイントで、育毛剤を1日1回つけるのであれば、朝よりも夜がベターで、それもドライヤーで髪をしっかり乾かした後につけるのが好ましいので、お風呂上がりにドライヤーを使った後につける習慣を身につけておいて、つけるときにはその時間帯に利用するクセをつけておきましょう。

 

なぜ育毛剤を夜に使うのかですが「お風呂上がりには頭皮と髪の毛が綺麗になっていて、有効成分が浸透しやすいから」というのが理由で、就寝中に成長ホルモンが分泌されるのを考えると、就寝前にあたる夜につけておけば、成長ホルモンの作用を受けて髪が成長しやすくなるからです。夜といってもお風呂に入らずにそのままつけるのは有効ではなく、毛穴に汚れが溜まった状態で育毛剤をつけてしまうと、かえって成分が固まって汚れの元になったりして炎症を起こして痒みの原因になったり、抜け毛を悪化させることがあるので注意し、さらに髪が濡れたままではせっかくつけても菌やカビがその成分をエサにして繁殖してしまう可能性があるので、お風呂に入ってしっかり髪をドライヤーで乾かしてからつけるようにしましょう。朝につけたいという人もいるかもしれませんが、朝に髪の毛を洗うと、保湿成分を持つ皮脂まで取り除いてしまう(髪を洗ってから6時間は皮脂が元の状態に戻るまでに時間がかかる)ので、日中の乾燥・紫外線からのダメージ・ホコリや雑菌といったものから頭皮を守ることができなくなるので、朝に洗髪してつけるというのはおススメできませんから、夜につけるというのを基本にして、どうしてもそれができないライフスタイルの人は気をつけながら利用するようにするといいでしょう。「1日に何回もつける」「たくさんつけたほうが効きそう」「成分が薄まらないよように小まめにつける」という人もいますが、つけすぎるとかえって成分のバランスが崩れてしまい、頭皮環境が悪化して抜け毛が増えてしまうこともあり、さらに「まだ足りていない」と勘違いしてさらに大量につけてさらに頭皮環境を悪化させてしまうということになりかねないので、つけすぎないように注意するようにしましょう。薬ではないので、つけ方については「1日1回」としか書かれていない製品も多いですが「自分の好きなタイミングで使えばいい」「いつつけても効果は変わらない」というわけではないので、効果をしっかり発揮したいのであれば、成長ホルモンの分泌量が増えるゴールデンタイムの22時〜2時のタイミングに間に合うように、21時ごろにつけておくとちょうどよく効果を発揮してくれるでしょう。お風呂上がりにつけるメリットは、これから成長ホルモンが出るタイミングであるということもありますが、それにプラスして体が温まっているから血行が良くなり、成分が浸透しやすくなるからなので、より効果を高めたいのであれば、お風呂につかりながらストレッチやマッサージもしながら頭皮ケアをしてあげると、リラックス効果とも相まって効果を実感しやすくなるのでおススメです。

 

「いつ頭皮に塗れば効果が高いのか?」「つけるタイミングなんて考えたことがなかった」「適当に塗りまくっているけれども効果が全く実感できない」という人は、まずはつけるタイミングを見直して、血行が良くなっているお風呂上がりは、頭皮が清潔な時間帯で、さらにこれから成長ホルモンの分泌量が高まるゴールデンタイムの22時〜2時を迎えるので、つけるのには最適なタイミングだということを理解して、諦めずに継続してつけてみるといいでしょう。いつでも効果は同じというのではなく、夜につけるのがポイントです。